2022年03月10日 09:53

合同出版は、3月8日、「発達障がい児支援がワンランクアップする315の工夫 児発・放デイの現場で生まれた子ども視点の対応策」を全国の書店・Amazon・楽天ブックスなどで販売開始した。
「発達障がい」と一口に言っても、その子が直面している困難や課題は、実にさまざま。1人1人顔やかたちが違うように、得意なことや苦手なこと、興味関心、家庭環境などすべてが違う。当然ながら支援方法も、その子によって違う。ある一つのやり方が、いつでも、誰でも、どんなときにもぴったりということはあり得ない。支援者は、試行錯誤しながら、「その子に合った対処法」を見つけていく必要がある。本書は、そんな「模索のためのヒント」がたくさん詰まった「支援の工夫集」だ。
全国の児童発達支援・放課後等デイサービスのスタッフたちに、「支援をしていて、困っていること、迷っていること」をアンケート形式で募集。集まった200余りの項目に対し、実践事例やアイデアを出してもらった。結果、「集中力・動機づけ」「学習支援」「コミュニケーション」「保護者への対応」「緊急事の対応」というカテゴリの中に、5000以上の支援方法から厳選した315の支援アイデアを掲載している。支援に行き詰まったとき、ここに掲載されたさまざまなアイデアを眺めていると、新しいアプローチや支援の手がかりが見つかる。現場のスタッフだけでなく、学校の教員、保護者の人にもおすすめの1冊だ。
価格は2400円(税抜)。発売日は3月8日。