2022年03月09日 09:57

秀和システムは、3月19日、「誤解されがちな言葉を好かれる表現に変える言いかえ事典200」を刊行する。
同じことを言うにしても、言葉の使いかたを変えるだけで印象はガラリと変わる。「使えない」「気がきかない」という言葉を、「水準に達していない」「物事に動じない」と言いかえれば、相手のモチベーションを下げすに指摘することができる。
仕事で人とコミュニケーションをとっているとき、自分は嫌味で言ったつもりはなくても、相手に誤解されてしまう場面が多々ある。日本人は相手が言ったことを深く考えてしまう性質があるからだ。この本は、人に誤解されてしまう可能性があるセリフを、好かれる言葉に変える「言いかえ」法を200種、掲載した一冊だ。内容は、「人脈づくりに大切な挨拶と話すきっかけづくり」、「命令や指示を出すときはハラスメントにならないように気をつける」、「好印象をもたれる、商談のときの言い回し」、「会議や飲み会などで人に好かれるための言いかえ」、「上手にほめることができれば大きくトクする」など。就職や異動、昇格など、新しい職場に立つ人はこの本を読んで、言いかえ法を実践することができる。
著者は、マナー講師・きき酒師・文筆家の磯部らんさん。大手運輸会社で長年勤務したのち、都内の研修会社に転職し、その後独立。自己啓発本の出版や雑誌でのコラム執筆、マナー講師として企業で研修を行い、テレビやラジオにも出演。日本酒と風呂敷など和のマナーの講師や、国内外でのきき酒会を通して日本酒を広げる活動もしている。
定価は1430円(税込)。発売日は3月19日。