2022年03月09日 09:44

JR東日本は、駅を「つながる」くらしのプラットフォームへと転換する「Beyond Stations構想」の一環として、オリジナルのバーチャル空間「Virtual AKIBA World(バーチャルアキバワールド、VAW)」を、3月25日にオープンする。

2021年8月にJR東日本として出展した「バーチャルマーケット6」では、JR東日本ブースへの来場者が歴代の企業出展ブース中最多となり、多くの人々が体験した。好評を受け、いつでも、どこにいてもスマートフォンから体験可能な「メタバース・ステーション」としてパワーアップし、今回の「VAW」オープンに至った。

「VAW」は、ジェイアール東日本企画(jeki)、HIKKYとともに、バーチャル上に秋葉原駅およびその周辺を再現した、JR東日本オリジナルのバーチャル空間。リアルさながらに再現された駅空間で、改札を通過したり電車に乗ったり、秋葉原駅周辺を歩くなどさまざまな体験ができる。また、来訪者同士のコミュニケーションも楽しむことが可能だ。業務提携先であるHIKKYの技術「Vket Cloud」を活用し、スマートフォンから、アプリのダウンロードなしで手軽に「VAW」へアクセス可能。同社の強みである駅や車両といったリアルの場から、バーチャル空間にQRコードなどを介してシームレスに遷移でき、リアルとバーチャルが融合したかのような感覚を得られる。「共創」の第一歩として、NTTドコモと「VAW」内での連携を開始する。

利用料は無料。開業日時は3月25日11時。

VAW(3月25日11時まではティザーサイト)