2022年03月08日 16:17

ナビタイムジャパンの提供する、AIとARを搭載したドライブレコーダーアプリ「AiRCAM」に、3月8日より、「発進遅れ告知」機能を提供開始する。「AiRCAM」はAI活用により、走行中のリアルタイム画像解析による危険や交通違反につながる運転に対して注意を喚起。またAR活用による直観的な注意喚起により、安全運転を支援するドライブレコーダーアプリ。

新機能では、AIによる物体検知技術でリアルタイムに映像を解析。赤信号での停車で先頭にいるときに、信号の停止表示が解除された後も、一定時間自車が停止し続けた場合に、画面表示と音でドライバーに通知する。また、前方車両がいる場合には、前方車両が発進して一定距離を走行しても自車が停止し続けた場合に、画面表示と音でドライバーに通知。気の緩みがちな赤信号での停車時にも、信号や前方車両などを解析して知らせることで、焦りによる急発進などを防ぎ、安全運転をサポートする。

「AiRCAM」はスマートフォンアプリのため、車載センサーなどが利用できず、撮影している画像のみで検知や解析を行う必要がある。特に信号機は、スマートフォンを設置するダッシュボード上から撮影した画像だと、光の加減で信号の色彩が一定ではなかったり、信号機のサイズが小さく見えるため分析が難しい。

フィールドテストを繰り返し実施し、信号を正しく認識するための適切なパラメータチューニングやAIによる光源領域の特定など、様々なアプローチで分析することで、精度を向上させた。詳しくはこちら