2022年03月01日 09:50

エヌ・シー・エヌは、住宅規模から中層大規模建築物まで、木構造に関する技術開発の拠点となる「木構造技術センター(Timber Structure Lab.)」を、3月1日、埼玉県川口市に開設する。

エヌ・シー・エヌは、これまでも大学等の実験施設において、SE構法の耐震実験など構造性能を把握するための実験を繰り返し行い、大地震など自然災害における安全性の検証を行ってきた。今後は、自社の技術開発センターにおいて、SE構法の耐震性や防火性能の追求はもちろんのこと、住宅規模から中層大規模木造建築までのSE構法以外の木構造についても基礎研究、応用研究、開発研究を進めていく。また、研究開発により積み重ねた技術資産を、これからの脱炭素社会の実現へと導く実用可能な技術へと昇華することにより社会貢献を目指す。

同施設の目的は、「SE構法の追求」(社会情勢に柔軟かつ迅速に対応するための開発拠点とする。更なるSE構法の進化のための開発を行う)、「すべての木構造の開発」(SE構法の開発で培った技術を活用し、SE構法に限らず全ての木構造の開発を行う。他社との共同開発や設計・商品開発への協力を積極的に行い、安心・安全な木構造の普及に尽力する)、「未来に向けた基礎研究開発」積極的に基礎研究開発を実施し、様々な仕様・条件下でのデータの蓄積を行う。研究機関と連携した基礎研究を推進する)。

所在地は、埼玉県川口市本蓮1-12-13。開設日は3月1日。

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