2022年02月14日 15:00

シェアフルは、スポットワークプラットフォームを保有する各事業者共同で新たに「一般社団法人スポットワーク協会」を設立する。

スポットワークとは、短時間で単発、短い時間と期間だけはたらき、「継続した雇用関係」のないはたらき方を指す。コロナ前300万人に届かなかったスポットワーカーは、コロナ禍を契機に急増。2025年には500万人を超えると予測される。スポットワークへの需要が高まり、あらゆる業態の事業者が活用する機会が増える中、求人や労務知見の少ない非求人事業者からの参入も増加傾向にある。また、はたらく個人の待遇が不安定なことや、個人事業主か労働者か不明瞭なビジネスモデル、オンライン上での人材マッチングゆえに発生するトラブルなど、多くの課題が存在しているのが現状だ。

これまでシェアフルは、人材紹介サービスの品質向上、労務代行サービスや給与即時払いサービスの提供を通じ、労働市場全体の活性化・課題解決を目指してきた。今回、新たにスポットワークプラットフォームを保有する各事業者共同で同協会を設立し、はたらく個人・利用企業の保護や、増加傾向のプラットフォーマーの適正化へ向けた整備などを行うことで、より一層労働市場全体の活性化・課題解決へ寄与することを目指していく。

同協会は、スポットワーカーを取り巻く環境の調査及び研究を行うとともに、労働行政に協力し、また関係機関及び会員相互の緊密な連絡協調をはかり我が国におけるスポットワークの健全な発展に寄与し、多様なはたらき方の定着とそれによる国民生活の充実に資する存在となる。

シェアフル