2022年02月09日 15:06

Caetus Technology(カエタステクノロジー)は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「第2回宇宙生活/地上生活に共通する課題を解決する生活用品アイデア募集」に応募し、同社が展開する高機能ハンドクリーム「ハンズエー」が、国際宇宙ステーション(ISS)への搭載を目指す生活用品アイデアとして選定された。
「ハンズエー」は、手を洗う機会の多い看護師、美容師、調理師の「手荒れ」の解決を目指し、高保湿力と保湿持続性を保ちながらも、仕事に支障がないベタつきを抑えたさらさらな質惑を実現している。様々なプロの人々に好評の「ハンズエー」が、宇宙での快適な暮らしにも寄与できるのではないかと考え、「第2回宇宙生活/地上生活に共通する課題を解決する生活用品アイデア募集」に応募するに至った。
「ハンズエー」は、「連続する外的刺激や乾燥状態から肌を守り、必要な潤いを与え、キープする」、そうした発想から生まれたシリコンアモルファス構造体を採用。肌ができることをサポートし、できないことを補う。「第3の皮膚」の所以は、まさにここにある。また、1gで6リットルもの潤いを抱え込める「ヒアルロン酸」と、長時間水分を閉じ込める「異性化糖(ペンタバイティン)」を配合。さらにシリコンポリマーが、内側から蒸発する水分を逃さない。
この「ハンズエー」の処方をベースに、テクスチャーの改良、宇宙空間に適したパッケージ変更、宇宙飛行士が快適に生活するためのエッセンスの付加を行い、オリジナルハンドクリームの開発に着手。2023年のISS搭載を目指す。