2022年02月03日 15:47

朝日新聞社は2月3日、昨年12月に株式会社「オトナル」と共同で実施したポッドキャストの利用実態調査の概要を公開した。インターネットラジオの一つである「ポッドキャスト」は、音声配信およびインターネットで音声コンテンツを聴く方法として、世界的にも代表的な手法の一つ。「ポッドキャスト」を毎月聴くユーザーは、世界43カ国・地域における調査の平均で、インターネットユーザーの44.8%に上る。
今回の調査では、日本国内で月に1回以上ポッドキャストを聴く人の割合は、14.4%だった。年代別では20代がもっとも多く、朝日新聞ポッドキャストユーザーに限ると、1/3は20代という結果に。ポッドキャストユーザーの職業では、経営者や管理職など企業の意思決定層が14.3%を占め、非ユーザー内の比率より高い。朝日新聞ポッドキャストユーザーは、21.4%が企業の意思決定層だった。
また、ポッドキャストユーザーは非ユーザーよりも新しいものを取り入れるのが早く、新しい流行について人に聞かれることが多いことも分かった。特に朝日新聞ポッドキャストユーザーは、同項目で非ユーザーを40ポイント近く上回った。さらに、ポッドキャストを聴く方法はSpotifyが34.9%でトップ。前回トップのApple Podcastを超える。最も人気の番組ジャンルは全世代とも「ニュース」で、20代には学習系ジャンルも人気。
なお朝日新聞ポッドキャストユーザーの58.3%が、ポッドキャストで聴いた情報について、「たびたび」もしくは「たまに」購入をしていた。詳しくはこちら(PDF)。