2022年02月02日 15:45

シューマツワーカーは、副業系サービスカオスマップの2022年版を公開した。本調査では、225の副業系サービスを、リモート・現場型・単発・継続という軸で整理した上で、その特徴ごとに9つのグループに分類し、マッピングをしている。
本調査により、副業系のサービス数は前年版の調査比で約1.2倍、2017年の調査版からは約4.2倍(54社→225社)に。働き方改革・副業解禁の時流のなかで、スキルシェア・副業系サービスが急増したことがわかった。
副業市場全体でサービスが増加するなかで、特にサービスの数が増加しているのは、グループ2の「特化型スキルマーケット」とグループ6の「企業で一定期間副業」のカテゴリー。「企業で一定期間副業」のカテゴリーを盛り上げている背景としては、有名企業や地方自治体の副業人材が相次いで「副業人材を活用したイノベーション」に取り組んでいること。また、需要側である企業サイドに「副業人材の活用」という考えが浸透しつつあることが一つの要因と考えられる。
さらに、今年カオスマップに掲載したサービスのうち、約82%近くの副業がリモート可能なものであり、現場型の副業は全体の約18%となった。コロナ禍でニューノーマルな生活様式が浸透するなかで、「副業」のあり方も急速に変わってきていることがうかがえる。「副業系サービス カオスマップ2022」の高画質データはこちらからダウンロード可能。