2022年01月17日 15:00

三菱製紙は、「巻き爪Sテープ」を発売した。

巻き爪は、日本人の10人に1人が悩むと言われている。巻き爪とは主に足の親指の爪の両端が内側に巻いている状態のことで、歩行時に爪先に痛みが生じたり、ひどくなると炎症を起こしたりすることが知られている。同製品は巻き爪のセルフケアのために足指に貼るテープ。医療現場の声をもとに開発した。爪周辺の皮膚に貼り、皮膚を伸ばし、爪のくい込みを和らげるように使用する。適度な伸縮性のある基材と皮膚のカブレに配慮した粘着剤を採用し、特殊形状によりフットケアのテーピング法に最適な製品となっている。使用の際は、テープを対象となる爪の端部付近の皮膚に強く貼り付ける。爪から皮膚を引き下げるように引っ張りながら、関節部を避けるよう、らせん状にテープを巻きつけ、終端部ははがれないよう、引っ張らずに貼り付ける。

同製品は、その開発過程から、足の総合病院である下北沢病院・久道勝也先生の協力により、医療現場の声を製品に反映させながら共同で開発を進め、製品化に至った。医療現場で求められる性能と、患者個人でのセルフケアのしやすさの両方を考えた製品となった。三菱製紙は、第二種医療機器製造販売業許可、医薬部外品製造販売業許可を取得し、現在も様々な医療機関及び研究機関と共にヘルスケア関連製品の開発を進めている。今後も、医療現場の声を反映させた製品を順次上市していく。

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