2022年01月12日 09:04

Zip InfrastructureとRopeway Nepal Pvt. Ltd.は、ネパールにおける都市交通システム導入を促進するために基本合意契約を締結した。
ネパールでロープウェイの歴史は古く、ロープウェイ建設は100年前に遡る。1922年、当時の支配者がロープウェイの建設を始め、約20年の歳月を経て1944年に物資輸送を目的として運行区間を延長した。同様に、物資輸送のため短距離ロープウェイや、観光目的のロープウェイも発展した。
今回の基本合意契約の概要は、Zip InfrastructureとRopeway Nepal Pvt. Ltdの協力体制を構築することで、ネパールにおけるZippar導入に必要な調査の実施や導入方法などの検討だ。この取り組みによってZipparの導入を促進する。
Zip Infrastructureは、ネパールでの自走式ロープウェイZipparの可能性を探るため12月下旬にRopeway Nepal Pvt. Ltdとともに現地視察および調査を行った。各地で財務大臣をはじめ、自治体、企業関係者と面談も実施た。
Zipparは道路上空の地上空間を利用して、乗客にはより良い、快適で安全な輸送を、都市には最高の結果を提供することが可能だ。それにより利便性、安全性、経済性の高い、渋滞がなく、駅から徒歩5分以内にあらゆる場所がある世界を実現したいと考えている。Zipparの特徴はネパールにおいても交通渋滞を解消し、都市開発に貢献する次世代の交通システムとなる。