2022年01月07日 15:55

キユーピーは、発売から30年を迎える「キユーピーハーフ」をリニューアルする。

カロリーの取り過ぎを気にする人が増えてきた1991年、「マヨネーズのおいしさはそのままで、カロリー50%カット」をコンセプトにキユーピーハーフは誕生した。マヨネーズらしいおいしさや使いやすさを追い求めて改良を重ね、健康訴求マヨネーズタイプで30年連続シェア1位と市場をけん引してきた。

一方で、「味が物足りない」などさらなる改良を求める声や、「カロリーオフの商品はおいしくなさそう」というイメージが根強いことも分かった。マヨネーズのおいしさのポイントは、乳化した油と卵のコク、醸造酢のほどよい酸味。今回のリニューアルでは、卵のコクをさらに引き出せるように、原料の配合を見直すことで、おいしさの向上につなげている。味の感じ方を先味・中味・後味の3つで捉えたときに、先味の酸味を落とし、中味でコクを強く感じ、後味にキレのよいうま味を感じるように改良し、よりマヨネーズらしい味わいを実現した。

「キユーピーハーフ」は独自のマイクロエマルション製法により、野菜とあえたときに野菜から出る水分を包み込むため、サラダが水っぽくなりにくいのが特徴。近年、マヨネーズを単品のゆで野菜・生野菜に使う用途が増えている(キユーピー調べ)。常備野菜とキユーピーハーフをあえるだけで簡単に作れるサラダの提案を強化することで野菜との相性の良さを訴求し、さらなる購買層の拡大を目指す。

出荷日は2月4日。

キユーピーハーフサイト