2021年12月24日 12:20

WebARのシステム開発を行うpalan は、簡単に3D管理が可能なサービス「palan3D」上で、1枚の画像から3D化し実サイズでAR体験可能な技術「ハリボテAR」の提供を開始した。

同社では今まで、誰でも簡単にARが作成可能なpalanARや、今後リリース予定のECプラットフォームのWebXRコマースを開発してきた。WebブラウザのみでARを実現する技術をWebARと呼び、現在企業のキャンペーンや販促などに広く用いられている。その中で、多くの企業からは「実物大の3DでAR表示したいものの作成コストが高い」という声が寄せられたという。そこで、「1枚の画像から3Dを生成し、WebARで実サイズで試しおき可能」な技術の開発に至った。

ハリボテARでは、1枚の画像もしくは裏表の画像を指定し、奥行きや縦横の大きさを指定することで3D生成が可能。またARに注釈を付与、壁掛け設定や音楽をつけるなど、幅広いニーズに合わせた3Dが作成できる。作成された3DはすぐにWebARで確認することができ、目の前の空間に実サイズで試しおきが可能。質感や大きさを自宅でシミュレーションするなど、家具や家電から床材や絵画など幅広く活用することができる。

また、今後、リリースを控えるVRとARを組み合わせたWebXRコマースや、WebARノーコード作成サービスのpalanARへの組み込みも予定。詳しくはこちら