2021年12月16日 12:04

シフトプラスは、2020年度より提供を開始している確定申告の予約システム「rTAXr(アールタックス)」を更に使いやすくするため、大幅なアップデートを行った。

同社は、2006年12月に大阪市西区に設立され、Webシステムの提案・設計・構築・保守、および地方自治体向けシステム開発コンサルティング、業務委託サービスを行っている。

ほとんどの確定申告の窓口は各会場で受付を行う。日程、時間によって会場内は順番待ちの相談者で大変混み合い、新型コロナウイルス感染症の感染リスクが一気に上昇する。このシステムでインターネットや電話で事前予約を行い会場での相談者の待ち時間削減、新型コロナ予防対策の一環とすることができる。機能は、ウェブ予約可能(スマホファースト)、管理画面(PCのみ)、管理者ユーザーを無制限に管理画面から作成可能、複数会場設定可能、時間枠を会場ごとに設定可能、予約上限を時間枠単位で設定可能、休館日設定可能、など。

自治体は広報紙やホームページのほか、対象となる住民へ案内を送り、住民は自身のパソコンやスマートフォンから予約を行う。予約状況は自治体の管理画面で一元管理することが可能で予約状況をリアルタイムで把握することができる。2020年度に先行利用した自治体からは、確定申告会場の混雑具合が改善され、毎日の来場者が均等化=日々の職員の対応数の均等化が図られた、と報告されている。

標準利用料は12万円/年度。

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