2021年12月14日 09:44

大分県は、12月13日より、新たなシティプロモーション「宇宙ノオンセン県オオイタ」をスタートする。
大分県は、これまで県内に日本有数の温泉地があることから、「おんせん県おおいた」のキャッチコピーのもと、様々なシティプロモーションを実施してきたが、国東市にある大分空港が、早ければ2022年に宇宙港になることを受け、新たなシティプロモーション「宇宙ノオンセン県オオイタ」を開始し、県内外へ魅力を発信する。
宇宙港とは、宇宙船の離着陸場の総称。2020年4月、アメリカのヴァージン・オービット社と大分県が提携したことで、大分空港がアジア初の水平型宇宙港となることが決定した。また、同年9月には、内閣府と経済産業省が推進する「宇宙ビジネス創出推進自治体」に大分県が選定。2021年11月には、広瀬大分県知事をはじめ、11の道県知事から岸田総理大臣に、宇宙産業の育成・振興に関する要望書を提出するなど、大分県での宇宙関連産業拡大に期待が高まっている。
「宇宙ノオンセン県オオイタ」は、大分空港が「宇宙港」になるタイミングで、大分県が従来の「オンセン県」から、宇宙規模で愛される「オンセン県」に進化するという宣言。大分県はこれから、温泉、グルメ、アクティビティーなど観光のすべてにおいて、更におもてなしの技と心に磨きをかけて、より多くの人々と宇宙人をおもてなししたいと考えている。キャンペーン内容は、PR動画、公式HP公開、SNSを通じた情報発信、大分県内の温浴・宿泊施設でのキャンペーン他。