2021年12月14日 09:40

タスキは、土地活用シミュレーター「TASUKI TECH TOUCH & PLAN」の運用を開始した。
不動産事業者において用地取得は重要な業務だが、なかでも土地情報の収集については膨大な手間と時間がかかるほか、事業収支の作成については、担当者の経験値によってクオリティにばらつきが出てしまうことが多く、属人化しがちであることが課題だ。同ソリューションを活用することで、担当者の経験値に左右されることなく平準化されたクオリティの事業収支表の作成が可能になるほか、従来だと土地情報の取得から事業収支表の作成まで7日から10日程度要していた時間とコストが削減される。
「TASUKI TECH TOUCH & PLAN」はSaaS型不動産価値流通プラットフォームである「TASUKI TECH」のメインサービス。地図上で計画地を選択するだけで、AIが土地情報を自動収集、ビッグデータを解析し、計画地の最適な建築プランと事業収支表を瞬時に自動作成する。また、作成した建築プランに基づいたAIによる投資パフォーマンス分析によって、最適な事業計画を設定することができるため、不動産価値の判定もスムーズに行うことが可能となる。また、これらの作業はスマホ上で実行できるため、現地調査先や地権者、不動産会社との打ち合わせの場など場所を選ばずに土地活用シミュレーションをすることが可能だ。
「TASUKI TECH TOUCH & PLAN」の対象エリアは、建物の建築着工数が最も多い東京23区エリア。今後は対象エリアを地方主要都市、全国に広げる予定。