2021年12月13日 12:02

つぐつぐは、世界堂と金継ぎキット「つぐキット」販売に関する業務提携を行い、世界堂新宿本店・ルミネ藤沢店で12月より商品販売を開始した

同社はコロナ感染症が広まり始めた2020年の5月に、割れた陶器やお皿を自分で修理できる道具がそろった金継ぎキット「つぐキット」を販売開始した。金継ぎは室町時代から伝わる、割れたり欠けたりヒビが入った器を漆で修理し、その傷の表面を金や銀で装飾する日本の伝統技術。あまり聞きなれない人も多いが、コロナ感染症拡大とともに30代以降の主婦層を中心に人気が高まり、認知度はコロナ感染症が始まる前後で、女性の間だけでも15%増加した(つぐつぐ独自のオンライン調査より)。

今回、これまで通販限定で販売し大好評の「つぐキット」を、世界堂と提携することで本格的に店頭販売を開始。「どこに売っているの?」と声の多かった金継ぎキットを、DIY用品や画材・文房具を多数取りそろえる世界堂にて誰でも気軽に購入できるようになった。なお、世界堂では随時、つぐキットの取扱い店舗を拡大中で、新宿本店・ルミネ藤沢店以外では店頭で注文することで、商品のお取り寄せが可能だ。

同社は「伝統に新しい価値を創造し、人々の生活を豊かにする」という経営理念のもと、金継ぎを中心に世界中の顧客に感動を届ける活動を行なっていく。この素晴らしい日本発祥の伝統文化金継ぎを「ブーム」で終わらせず、古くから伝わる新しい「文化」として定着させ、人々の想いをつないでいきたいと考えている。

つぐつぐ