2021年12月10日 12:25

Mizkan(ミツカン)は、「B面レシピ PROJECT」を、食品ロス削減の日である10月30日から始動した。
同社は、「食品ロスという社会の大きな課題」を「普段の料理という小さな日常」のアクションから解決できる、同プロジェクトを提案。商品の裏面に記載されている多くの「レシピ」は、材料の分量に「1/2」や「1/3」などの表記がされており、そのレシピだけでは材料を使いきれないことが多くある。そのレシピの現状に着目し、残った食材を使って新しいレシピが作れることを提案するのが「B面レシピ」だ。残った食材の使い道を提案することで、食品ロス全体の約半分を占める「家庭の食品ロス」を、美味しく手軽に削減することに貢献していく。
例えば、「ごま豆乳鍋」で余った食材から「天津飯」が作れるレシピや、「焼あごだし鍋つゆ」の余った食材で「あんかけ焼きそば」が作れるレシピなど、「〆まで美味しい鍋つゆ」全11品について33種類の「B面レシピ」を用意した。「〆まで美味しい鍋つゆ」の商品パッケージ裏面にてメニューを紹介するほか、「B面レシピ」サイトでは詳しいレシピも紹介している。
今回、藤女子大学 人間生活学部食物栄養学科 菊池ゼミに食品ロス削減に繋がる取組みとして「B面レシピ」に賛同してもらい、新たにA面レシピ(鍋)とB面レシピをセットで考案してもらった。北海道の郷土料理である石狩鍋風の鍋メニューや、北海道で生産されている食材・水菜等を使ったメニューなど、北海道らしさの溢れるオリジナルメニューとなっている。