2021年12月09日 15:40

京都府を中心に日本料理店を営む京都吉兆が、アスエネと連携。2021年12月より、嵐山本店とHANA吉兆の2店舗に、京都府内で発電された再生可能エネルギー由来のクリーン電力を導入した。

クリーン電力サービス「アスエネ」は、再生可能エネルギー100%を提供するサービス。CO2排出量ゼロの再生可能エネルギー100%の電力でありながら、平均10%のコストダウンも実現し、再エネ=高いというイメージを覆す。既存の送配電線を利用するため、電気の品質は一切変わらず、安定的な電力供給が可能。またブロックチェーンを活用したシステムにより、希望の発電所を選択できるため、エネルギーの地産地消に貢献できる。

京都吉兆は、これまでも地球環境に配慮し、乱獲の恐れがある魚介類使用の自粛、販売商品における過剰包装の削減や改善、各店での節水機器の導入などの取り組みを実施。また、食育活動や環境に配慮する生産者の支援など、ステークホルダーとの取り組みも推進してきた。

今回、同社は、「次世代により良い世界を」というアスエネの企業理念や、独自のブロックチェーン技術を活用した地産地消の再生可能エネルギーを提供する仕組みに共感。料理以外の分野でも地域貢献とサステナブルな活動に取り組みたいという想いから、アスエネのサービス導入を決定した。松花堂店がある京都府八幡市で発電された再生可能エネルギー由来のクリーン電力を、嵐山本店とHANA吉兆の2店舗に導入する。