2021年12月07日 12:04

伊賀上野観光協会は、コロナ後の観光シーンを見据えて、「伊賀流忍者博物館」所蔵品、展示品等の貴重な資産を、全国の宿泊施設他に再現する「忍泊(NINPAK)」を展開する。
伊賀上野観光協会が自主運営を行う「伊賀流忍者博物館(忍博)」は、伊賀忍者の歴史に関わる展示品、収蔵品(秘伝書)を活用し、「伊賀流忍者博物館ルーム」をコンセプトとする「忍泊」ブランドをフジヤと立ち上げた。国内宿泊施設(ホテル、旅館等)に対して、伊賀流忍者博物館の収蔵品や忍者屋敷の展示再現の企画施工サービスを開始する。サービスとして提供していく企画は、シリーズ化して「お城忍び込みルーム」「服部半蔵ルーム」などを予定している。また、「伊賀流忍者博物館」をテーマとして、日本全国の忍者に関連するお城博物館、大型アミューズメント施設、各種展示施設、空港などを対象に、伊賀忍者の歴史、生活、忍び用具、忍者屋敷などの再現展示を伊賀流忍者博物館が監修する企画展示事業として、着手していく。
日本忍者協議会が2016年に行った海外10カ国の忍者グローバル調査では、現在でも忍者は存在する63.1%。忍者になりたい49.6%と高い認識を得ている。また、伊賀流忍者博物館には約40の国と地域から約3万人(2019年度)の観光客が来館、その強烈な人気コンテンツとしてのインパクトは証明されている。「忍泊」は、これらの国内外の顕在、潜在忍者ファンに向けてのアピールを図る。
サービス開始は12月7日第一次リリース。展開エリアは全国対象。