2021年12月07日 10:02

woodpeckerは、仏壇の伝統技法を取り入れた小型仏壇「OGAMIDO(オガミド)」(全3種類)を、12月8日に発売開始する。
「OGAMIDO」は、小型でシンプルなデザインながら、伝統的な仏壇同様、両手で左右の扉を合わせることで開閉できる様に調整した合わせ扉「拝み戸」、扉をつなぐ「閂」など、伝統技法を惜しみなく取り入れたデザイン。仏間がなくても棚の中など、限られたスペースでも祀れるよう、コンパクトなサイズ展開。心穏やかに拝む時間を、自由ながらも本質的にとらえた、新しい価値観のデザイン仏壇だ。
1930年に岐阜で創業し、85年続くも惜しまれながら廃業した「福井神仏具製造所」の三代目、福井重光さんの息子にあたる福井賢治さんが、伝統技法の継承を目指し、家業へのリスペクトや祖父、父親への恩返しを込めて立ち上げた。デザインは手工業デザイナー大治将典さん、製造は神社建築や神輿製造の老舗「唐箕屋本店」によるもの。小型仏壇「OGAMIDO」は、宮大工による仏壇の伝統技法を用いた本格的なつくりを守りつつも、現代のライフスタイルに馴染み、寄り添うシンプルなデザインと、程よい存在感が特長。厨子の屋根の意匠は、寺社建築にならった風格高くスタイリッシュな寄棟屋根と、白木の質感をなめらかな曲線で生かした、人肌のような手触りの丸屋根の2種類となっている。
価格は、「OGAMIDO 寄棟(よせむね)屋根」26万1800円、「OGAMIDO 丸屋根」27万5000円、「OGAMIDO 屋根なし」23万1000円(すべて税込)。発売日は12月8日。