2021年12月03日 19:42

株式会社「ACD」と「ANAあきんど」は徳島県と連携。中国において圧倒的なユーザー数を持つWeChat(ウィーチャット)内に、徳島の観光情報を紹介する徳島県公式ミニプログラム「徳島県公式WeChatミニプログラム(发现徳岛)」を開設した。
グレートファイヤーウォールと呼ばれるネット検閲システムがある中国国内からは、日本のSNSやWEBサイトの情報を閲覧することが困難。従来は、現地の企業を通じて数百万円規模のシステム投資費用等が必要とされてきた。そこでACDでは、中国大手IT企業であるテンセントやアリババ社と提携。「WeChat」内にて、商品・サービスの販売促進から注文管理まで可能なミニプログラムの開発・運用をSaaS型・月額定額で行う日本初のサービス「WeSearch」を、日本企業・自治体向けに提供している。
このたびACDとANAあきんどは、徳島県と連携して、約10億人が日々の生活で利用している「WeChat」内に、徳島県の観光地やグルメ、体験等の魅力ある情報を紹介する観光ミニプログラムを開設。中国のユーザーに対し徳島県の認知拡大を図るとともに、渡航回復後の徳島県への誘客に繋げる。
今後もミニプログラム構築を起点に、インバウンド需要回復を見据え、徳島観光の様々な魅力について認知拡大を目指すべく、徳島県の経済復興の施策として取り組んでいく。