2021年12月02日 12:02

海の落語プロジェクト実行委員会は、落語家が海落語を携えて全国の小中学校に出向き、日本の伝統芸能である落語の笑いを通じて、海の現状を面白く伝えるプロジェクト「海の落語プロジェクト」を実施しており、12月7日に三遊亭朝橘さんによる新作海落語披露の出前授業を開催する。
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。日本財団「海と日本プロジェクト」は、そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトだ。
「海の落語プロジェクト」は、「海と日本プロジェクト」の一環。海の問題を難しく考えたり押し付けたりするのではなく、日本の伝統文化である落語の笑いを通じて海の現状を面白く伝え興味を持ってもらう、環境の専門家によるトークで楽しく分かりやすく伝えていく。そうすることで、多くの人に海の問題を知ってもらい、自分ごととしてとらえてもらう事を目的とするプロジェクトだ。さらにSDGs「14.海の豊かさを守ろう」にあたる「海の温暖化や酸性雨」「海洋ごみの問題」「漁業資源の問題」などをテーマにした落語を用意しているので、学校やイベントでのSDGs学習に活用してもらう事が可能だ。
今回は、ゲストとして海の生き物に詳しいココリコ田中直樹さんが出演する。
開催日は12月7日。会場は東京都足立区千住3-30 足立区立千寿本町小学校 体育館。