2021年11月29日 09:50

タニタなどからなる「ご当地タニタごはんコンテスト実行委員会」は、日本の食文化の継承や地域活性化などを目的に、本年春より実施している郷土料理のアレンジレシピコンテスト「第4回ご当地タニタごはんコンテスト-ヘルシー郷土料理で健康まちおこし-」の全国大会を11月28日に東京・世田谷の二子玉川ライズで開催した。
同コンテストは、日本全国に点在する郷土料理にフォーカスし、地域の伝統的な調理法や調味料を生かしつつ、これをタニタが考える健康的な食事の目安に則ってアレンジしたレシピを全国から募り、審査・表彰するもの。4回目を迎える今回は、全国5ブロックで書類選考を突破した15チーム(このうちオンライン参加7チーム)が全国大会に参加し、プレゼンテーションを行った。これと5人の審査員による応募作品の実食を踏まえた最終審査の結果、グラプリ1チーム、準グランプリ2チームを決定した。
グランプリは、北海道の郷土料理「シカ肉のユッケ、ルイベ、三平汁」等をアレンジした吉田善哉さんチーム(レシピ名「エゾシカ肉のロースト」等)。グランプリに輝いたチームには副賞として賞金50万円が授与され、さらに上位入賞作品は今後、タニタが監修し、レシピをブラッシュアップして商品化に向けた取り組みを実施する予定だ。
この他、同コンテストの連動企画として展開しているオンラインマルシェ「Sante!モール」内で実施している「食オブザイヤー2021」の表彰式も同時開催した。