2021年11月29日 09:06

FIDEM JAPANは、世界37カ国が参加する業界最高峰のアートイベントであるFIDEM国際メダル展「FIDEM TOKYO 2020」を、12月2日~16日の間、ホテル雅叙園東京「百段階段」で開催する。
アートメダルは新しい美術分野として世界中で人気が広まっており、日本でも「日本芸術メダル協会」がFIDEM国際メダル連盟の加盟団体として中心的に活動している。アートメダルとは、「手のひらにのるアート」全般を指す言葉で、明確な定義はない。素材、技法など特に規制がなく、自由で様々な表現を内包することができる。
84年の伝統を持つFIDEM国際メダル展は、世界各国から最先端のアートメダルが集結することから「アートメダルの世界大会」と言われ、国際交流の場になっている。これまで主に欧州などで開催されていたが、今回ついに「FIDEM TOKYO 2020」としてアジア圏で初開催となる。今年は加盟国47カ国のうち、参加枠を持つ37カ国が参加。およそ850点のアートメダルが展示される。また、独立行政法人造幣局が、勲章や過去のオリンピック、パラリンピックメダル、国民栄誉賞の楯などを出品。さらに日本を代表する彫刻家・佐藤忠良さんが制作したメダルやアクセサリー、そして筑波大学の「TAMP」プロジェクト・附属校の学生メダルなども展示される。
入場料は一般1000円、小学生~大学生500円。日程は12月2日~16日。会場はホテル雅叙園東京内 百段階段。