2021年11月22日 16:01

佐賀県の天山酒造の「プロジェクト麓27」は、デザート酒「re:echo CAMER(リエコー カルメ)」を、11月22日、新発売する。

「プロジェクト麓27」は、天山酒造で2019年より新たにスタートしたプロジェクト。同酒造の杜氏である後藤さんの「モノづくりの楽しさや難しさ、やりがい」を体験してほしいという想いがきっかけになったという。製造から販売までを同社の若手メンバーを中心にして行う「プロジェクト麓27」が発足した。営業・製造・製品・総務の40歳未満の若手社員で知恵を出し合い、2019年には「re:echo」を造り上げた。

3期目の製造計画の会議の際に、2期目に製造したワイン酵母仕込みの「re:echo 2020」のように、今までの日本酒に+αできないかと模索。このたびは食後に「ほっ」とひと息つくような甘く美味しい「食後酒」にチャレンジした。

完成した「re:echo CALMER」は、口に含んだ際に、濃厚にひろがる甘みとほのかな酸味が特徴。低アルコールながらも長く続く余韻があり、食後の1杯やハイカカオのチョコレートやスイーツなどと相性抜群。「CALMER」とは、フランス語にて「穏やかにする」という意味があり、飲む人に寄り添い、心を穏やかにするお酒になってほしいという想いを込めて付けられた。また、アルコール度数が12%と軽めであり、その2つを掛けた名前となっている。