2021年11月18日 15:17

タリスマンは、人材シェアリングサービス「mutualy(ミューチュアリー)」の提供を開始する。

「mutualy」とは、雇用調整が必要な企業と人材不足の企業をオンラインでマッチングする「在籍出向」支援サービス。「在籍型出向」とは、出向元の企業に籍を残したまま、出向先の企業で働くことをいう。従業員の在籍出向は、「人材シェアリング」や「雇用シェア」などとも呼ばれており、双方の企業が協力して労働力をシェアする、新しい働き方として注目を集めている。新型コロナウイルスの感染拡大により、需要の減少した企業から人手不足の企業へ従業員を「在籍出向」という形で送り出すことにより、雇用を維持する仕組みだ。コロナの影響が長引く中、労働者を失業させることなく「雇用を守る」ことができる。

「コロナ禍で需要が大きく失われているが、従業員の雇用を何とか守りたい」企業には、在籍出向という選択肢がある。人材の受入先をスピーディーに見つけることが可能だ。「需要の急増により人材が不足している」企業は、即戦力人材を「出向」で受け入れることができる。「社員に挑戦する機会を与えたい」企業にとっても、「在籍出向」は従業員の成長機会になる。

「mutualy」を通して、在籍出向の送出・受入を行った場合、出向条件によっては産業雇用安定助成金の対象となる可能性がある。出向期間中の従業員の給与負担に関しては、双方の企業で話し合い決定してもらうが、助成金を活用することにより人件費を抑制することも可能だ。

サイトオープンにあたり、求人情報・人材情報の無料掲載が可能。

mutualy