2021年11月15日 09:04

KITO DESIGN HOLDINGSグループが運営する「未来コンビニ」は11月12日、日本最大級の空間デザインアワード「日本空間デザイン賞2021」のグランプリ「KUKAN OF THE YEAR 2021/日本経済新聞社賞」と、ショップ空間部門「金賞」をW受賞した。これにより未来コンビニは国際デザインアワード5冠達成となった。
未来の主役である子供たちには、無限の可能性と未だ見ぬ幾多の選択肢がある。この未来コンビニという場所が、未来の主役である子供たちに響くように。子供たちの未来に何かを与えられるように。未来コンビニは、そんな願いから生まれた「子供は未来から来た未来人」というコンセプトをもとに名づけられ、2020年4月に誕生した。
未来コンビニは、広大な村の最西端、居住人口がたった約200人の「北川集落」と呼ばれる地域に建築された。この僻地にコンビニという施設を新たに建築し、通り道にすぎなかった場所を「訪れるべき場所」に生まれ変わらせ、訪れる全ての人と地域とを繋ぎ、木頭の未来を紡ぐ。この未来コンビニの取り組みは、過疎化・高齢化など地方が抱える課題に対する、木頭プロジェクトとしての大きな「挑戦」の一つだった。
店内奥は「木頭ゆず」のオリジナルメニューを体験できるカフェスペースや、子どもたちが様々な絵本や美しい木頭の映像を楽しめるエリアとして設計され、人々が気軽に集まれる交流の場として地元住民や観光客に愛されるとともに、木頭のアイコン的存在となっている。