2021年11月09日 09:00

Bisuは、同社が開発する「Bisu Body Coach(ビースボディコーチ)」が、ウェルネス分野での「2021年度グッドデザイン賞」(主催:日本デザイン振興会)を受賞した。

同社は、自宅で行えるラボグレードの尿・唾液検査サービス「Bisu Body Coach」を開発し、人々の健康と生活の質の向上を目指すスタートアップ。「Bisu Body Coach」は、使い捨て型のテストスティックで数滴の尿・唾液を採取し、専用の小型検査デバイスに差し込むだけで、多種目の検査を高精度に、かつ採取後2分間で分析を行う。またテストスティックの中には、マイクロ流体技術を活用した「マイクロ流体チップ」が入っており、これまでの検査項目数を家庭用検査の2倍超に当たる20目以上検出することができる。さらに、小型検査デバイスと連動したスマホアプリを利用することで、アプリ上で水分やビタミン、ミネラルなどの重要な栄養素に関するフィードバックを得られるほか、個人の目標、睡眠・活動パターンなどに基づいた健康改善のアドバイスも表示される。そして内容は、医師やトレーナー、家族などに共有することも可能だ。

グッドデザイン賞受賞にあたっては、シンプルで操作が簡単でありつつ、人々の健康と環境に対する意識を喚起させる精度の高い製品で、親しみやすさと信頼性のバランスの取れた製品デザインなどが評価された。

Bisuh