2021年10月01日 09:14

旭化成ホームズは、子育て期の母親が笑顔で暮らすことをコンセプトとした、子育て共感賃貸住宅「母力(ぼりき)」が、9月29日に発表されたキッズデザイン協議会主催「第15回キッズデザイン賞」優秀作品(全36点)に選定され、最終審査において「キッズデザイン協議会会長賞」を受賞した。
「キッズデザイン賞」は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に2007年に創設された。
子育て共感賃貸住宅「母力」は、核家族化の進展と共働きの一般化により、血縁・地縁・仲間との繋がりが希薄化し、孤立化することで子育てに悩みを感じることが多いお母さんたちに向けて、入居者同士が子育ての喜びや苦労を共感し、助け合えるコミュニティを形成し、子どもを見守り合いはぐくむ環境を目指した賃貸住宅だ。
受賞にあたっての審査における評価コメントは以下の通り。「住民憲章『子育てクレド』を掲げ、賃貸集合住宅のルールに賛同する人が入居する仕組みに新規性がある。母親だけでなく、父親の育児参加も促す視点があり、入居後も地域のコミュニケーション新聞の発行や交流イベントを開催するなど、住宅メーカーの手による、地域の子育てコミュニティ形成への良質なサポートプログラムとして好感がもてる。」