2021年09月29日 18:07

株式会社「奇兵隊」は、2018年6月のサービスローンチ以降、クロスボーダーな寄付型クラウドファンディングサービス「Airfunding(エアファンディング)」上で支援したプロジェクトの合計が、33万件に達したこと。またこれらのプロジェクトによって集められた寄付金が、3億6000万円を突破したことを発表した。

Airfundingは、新興国の個人や団体に対して国境や文化を越えて支援を行う寄付型クラウドファンディング。Airfunding上でこれまで立ち上げられたプロジェクトの中では特に、COVID-19の救済関連、また医療関連のプロジェクトが多く、COVID-19救済関連では1.8億円、医療関連では1.7億円もの資金を調達した。特にフィリピンやインドネシアを中心とした東南アジア、またメキシコやコロンビアなどのラテンアメリカでの利用が多く、それに続いてロシアやウクライナといった東欧圏で多くのプロジェクトが立ち上げられた。

これまでで最も多くの支援金を獲得したプロジェクトは「Brain Cancer Recurrence」。脳癌再発に伴う治療費として行われたもので、支援金額は5万695ドル (約554万5232円)、支援者数は845名に上った。

奇兵隊は、世界中の境界をなくし、不可能を可能にすることをウェブサービスで実現するグローバル企業。「Airfunding」のほか、世界200カ国1000万人に利用されているグローバルコミュニティサービスの「Airtripp」といった画期的なサービスで、人々の可能性を国境・文化・言語・距離の壁を越えて拡げている。