2021年09月29日 09:19

多摩美術大学は、4月に東京ミッドタウンに新設した「多摩美術大学TUB」にて、10月1日より、多摩美術大学TUB第6回企画展「すてるデザイン WORK IN PROGRESS “アイデアのルート”」を開催する。
多摩美術大学TUBは、東京ミッドタウン・デザインハブに、デザインやアートが持つ創造性と美意識を社会とつなぐ場として開所した。多摩美術大学TUBのオープンイノベーションとして第一弾に取り組む、共創プロジェクト「すてるデザイン」では、同学生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻の学部2~4年生が、4月から課題作品の制作を通して取り組んできた。同企画展ではこれまでの期間に制作されたアイデアのプロトタイプの中から、学部2年生、4年生の一部の作品を紹介する。
循環型社会に向けた「すてるデザイン」を社会実装していくには、今の社会の当たり前から脱却して、モノやサービスを選ぶ基準から変えていくことが求められる。今回の展示では、実際に廃棄された資材を前にして考えた提案やこの先の社会で求められるデザインを探す提案まで含め、生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻Studio3の取り組みを紹介。その提案から見えてくるデザインの方向性や、デザインが作る可能性を感じ取ってもらう企画展だ。
入場は無料。会期は10月1日~13日。会場は、多摩美術大学TUB(東京都港区⾚坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5階、デザインハブ内)。