2021年09月28日 16:22

サントリーは、循環型社会形成を通した持続可能な社会の実現に向け、小学校・中学校・高等学校向けにペットボトルのリサイクル啓発に関するプログラムを、9月27日より開始する。

近年、教育現場でも学習指導要領改訂により、「持続可能な社会の創り手の育成」が明記され、SDGs教育のニーズが高まっている。一方、サントリーでは、2019年に策定した「プラスチック基本方針 」の4つ目の柱である「New Behavior」に基づき、消費者の行動変容を促す啓発活動を実施することを掲げている。

今回、「ペットボトルという身近な素材を通して、リサイクルや資源循環、自分自身にできることについて考えてもらうきっかけをつくりたい」「教科書以外の学びを提供したい」という教育現場の声に応え、同社社員が講師として参加するなど、啓発プログラムを順次開始することとした。

東京都港区立青山小学校では、サン・アドと共同開発した「おこさまBINGO(R) -リサイクル-」を家庭学習教材に活用。プログラムを通した知識習得だけでなく、子どもたちが楽しみながらリサイクル行動を起こすきっかけを提供する。また、青稜中学校では、学校側が行うSDGsゼミの一環として実施。「水」を育む「天然水の森活動」や「ペットボトルのリサイクル」について、ディスカッションも交えながら、気候変動や海洋汚染の仕組みについても、理解を深めてもらう。