2021年09月22日 14:23

日本交通は、9月よりアクセサリーコンセントを設置した、トヨタ「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」改良車の導入を開始した。

今回導入されるトヨタ「JPN TAXI」は、一部を改良し5月より発売を開始したモデルで、停電などの非常時に給電が可能なアクセサリーコンセント(AC100V・1500W/コンセント1個)をオプション設定できる(アクセサリーコンセントはラゲージスペース内に設置)。日本交通で今後導入する「JPN TAXI」はこのアクセサリーコンセントを装備するものとし、まずは9月度に81台を導入、その後12月末までにさらに64台と、年内に計145台となる予定だ。今後代替導入する「JPN TAXI」はアクセサリーコンセント設置車両にするものとし、万が一の災害時にも電源供給可能なタクシーとして、社会インフラにおける役割を強化する。

タクシーは高い機動性を活かし、災害発生時等にいち早く稼働できる公共交通機関として、これまでも都市機能の復旧・復興に貢献してきた。また、空気清浄機を取り付けた「ニューノーマルタクシー」へ改造し、コロナ禍における安全・安心な移動手段として役割を果たしている。さらに給電装備を備えることにより、災害時・緊急時の電力不足において早急な電力供給を可能にすることで、社会インフラ機能をさらに高め、安全・安心な社会づくりにつなげていく。

日本交通