2021年09月06日 11:12

Vibinが運営する、食品ロスを削減する活動を行うREシクルは、9月より「米ぬか」を活用した軽井沢発の「おかず米ぬか」の全国販売をスタートした。
REシクルは、2018年に軽井沢のインターナショナルスクールの高校生によって立ち上げられた、学生発のプロジェクト。食品ロスになっている農業副産物をアップサイクルを通して、食品としての新たな価値を見つけ「商品」として消費者に届ける。食品ロスは、家庭やサプライチェーンでの廃棄はもちろんだが、生産段階でも形の悪さや需要の無さを理由に多くが捨てられる副産物となる。つまり、これらの副産物は日々の食卓、スーパーに並べられる前、消費者の手に渡る前に捨てられてしまう。REシクルは、日本人の主食である米を精米する際の副産物である「米ぬか」に着目した。
REシクルでは、2018年から本来捨てられるはずの農業副産物を有効活用した商品の開発に取り組み、主な原材料に農業副産物である米ぬかを使った「おかず米ぬか」を開発した。同商品は、炒った米ぬかの香りや甘みを活かしながら、ゴマ、醤油、海苔や鰹節を混ぜ合わせ、日本人に親しみのあるどこか懐かしいおかかのような味付けに仕上げた。ふりかけとしてはもちろんのこと、お茶漬け、副菜にと、何にでも使える万能調味料だ。
価格は、1パック50グラム400円、3パック1180円(すべて税込)。販売日は9月1日~売り切れまで(追加で再製造、再販売する予定)。