2021年08月25日 12:06

Rerightは、これまでのウェブ検索結果にソーシャルの力をプラスして、ユーザーが欲しい情報に素早く出会えるソーシャル検索プラットフォーム「ソクシル」のパブリックベータ版を8月23日にリリースした。

そもそも私たちが今のネット検索にストレスを感じるのは、記事自体の良し悪しや欲しい答えがあるかどうかではなく、「本当は端的な答えで済むのに、滞在時間や広告クリックを稼ぐためわざと結論を先延ばししている」といったお金ファーストの記事に出会うときだ。SNSであればいいね数やフォロワー数によって評価が可視化され、本文を読む前に情報の良し悪しが判断できるが、ネット検索ではすべての検索者が同じ記事を読み、同じストレスを体験することになる。またその記事の評価を下げることもできない。そこで検索エンジンにソーシャル性を持たせた「ソクシル」が誕生した。

「ソクシル」は検索結果画面で投票・ブロック・メモができるソーシャル検索プラットフォーム。現在も独自の検索エンジン含め開発中のサービスだが、今回はウェブ検索して調べたうえでの自分なりの結論を、その検索結果画面に投稿できるメモ機能のみ実装し、パブリックベータ版としてリリースした。メモに対していいね等の評価も可能なため、ユーザーが増えるほど人が本当に評価する情報が検索直後に表示されるようになる。いつもの検索にソーシャルの力をプラスして、使えば使うほど、また使う人が増えるほど、欲しい情報に素早く辿り着けるプラットフォームになっていく。

ソクシル