2021年08月13日 17:17

ジェイアール東日本都市開発は、無人販売サービス「EKIPICK MART(エキピックマート)」を、エムアイフードスタイル(クイーンズ伊勢丹)の厳選した食品を販売するサービスとして、「シャポー本八幡」で実施する。
これは、ゴールデンバーグのAI搭載型無人販売機「SMARITE(スマリテ)」を利用したもので、コロナ禍における買い物時間の短縮や商品の非対面販売・受け取りに対応。さらに、店舗のオペレーション軽減やフードロス削減に加え、営業時間短縮に伴い、店舗が早く閉店した後においても食品を買うことのできるサービスとなる。
「スマリテ=Smart retail technology」は、従来の無人運営における様々な問題を解決した「国内初のニューリテールDX基幹システム」として注目されている。商品識別サーバーと決済サーバーを統合した自社開発のIoT+SaaSシステムには、HACCP対応の遠隔状態監視機能、賞味期限管理、ダイナミックプライシング機能も搭載。特殊なアルゴリズム解析による物体自動識別技術により、ショーケースから取り出した商品を自動で識別し、ドアを閉めるとQRコード決済アプリPayPayにて「自動」で決済して購入が可能。遠隔の温度管理や在庫管理などに加え、消費期限管理や売価の変更なども遠隔で管理できるシステムを構築している。
今回は、正式に商用化された「国内初」の事例。買い物弱者支援、フードロス削減などの社会課題解決、SDGs目標達成を目指す。