2021年08月13日 15:10

DataSign(データサイン)は、AndroidおよびiPhoneで利用可能な、個人向けプライバシー保護アプリ「Bunsin(ブンシン)」をリリースした。
「Bunsin」は、自分の身代わりとなるブンシンを作成し、そのブンシンを盾にして、自分のプライバシーを保護することができるアプリ。現在、メールアドレスのブンシンを作成することができるが、今後、電話番号やクレジットカードのブンシンも作成できるように対応していく予定だ。
「Bunsin」アプリからブンシンを作成すると、「part_truth_yvn384@001.bunsin.io」というようなランダムなメールアドレスが発行される。発行されたブンシンメールにメールが送信されると、予め登録した自分の本当のメールアドレスに転送が行われ、アプリ上からも、送信元とメールの件名を確認でき、必要に応じて、特定の送信元からの転送をブロックできる。ブンシンはいくつも発行できるため、メルマガや会員登録など、メールアドレスの登録が必要な場面で、自分のメールアドレスを登録するのではなく、登録先毎に異なったブンシンメールを用いることができる。例えば、A社にだけ登録したはずのブンシンメールに、B社からもメールが届いた場合に、A社から漏洩もしくは第三者提供されていることが検知でき、その場合、B社からのメールをブロックしたり、ブンシン自体を削除してしまえば、自分に対して実害は及ばない。
「Bunsin」は現在招待制。サービスの利用には既存ユーザーからの招待が必要。