2021年08月10日 18:19

ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄は、恩納村で採蜜されたはちみつを使用した商品(恩納はちみつシュー、ハニーブレッド、ハニーソーダ)を7月よりホテル館内のレストラン、マーケットにて販売している。

沖縄では、収穫が終わり土壌を休ませている農地から大雨により赤土が海へ流出し、海に生息するサンゴの育成や美しい海の景観に悪影響を及ぼす、赤土流出対策が大きな課題となっている。恩納村が取り組む本プロジェクトでは、赤土の流出を防ぐため畑をベチバーなどの植物で囲うグリーンベルトに加え、農閑期の畑にひまわりなど花の咲く緑肥作物を植えて赤土をカバーし、同時にその花を蜜源としてはちみつを採取することで農家の副収入を生み、その収入を使って翌年以降も持続的な赤土対策を可能にすることを指している。

ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄は本プロジェクトの趣旨に賛同し、恩納村で採蜜されたはちみつを購入し、商品開発と販売を行うこととなった。この連携を通じ、恩納村の豊かな自然環境保全に寄与するとともに、ホテルを訪れた利用者が地元の味を楽しんでもらう機会を生み出すことができると考えている。

「Honey&Coralプロジェクト」で採蜜されたはちみつを使用して誕生した3つの商品を販売。恩納はちみつシュー、ハニーブレッドは館内1階のマーケットにて、ハニーソーダは「オールデイダイニング セラーレ」にて、8月より販売する。また、恩納はちみつシューは既に販売を開始している。