2021年08月10日 10:54

伯鳳会グループは、5月28日に可決成立した障害者差別解消法の改正法案に基づき、共に生きる社会の実現に向けていち早く具体的な行動に移すため、「Plus Heart Action(プラスハートアクション)」を発足した。
様々な障がいや、周囲からは認知が難しい疾患がある中で、外見では判断しかねることから周囲のサポートも難しい「ヘルプマーク」についての調査を実施したところ、「ヘルプマーク利用者が困っていたらサポートしたいと思うか」という問いに対し、約86%以上の人が「サポートしたい」と回答。このうち、90%以上の人が「どのようにサポートしたら良いかわからない」「サポート方法についてきちんと知りたい」と回答した。
同調査の回答結果は、ヘルプマークの有無にかかわらず、様々な困っている人を見かけた時に抱く普遍的な悩みを浮き彫りにした。これらを背景に、同グループは医療に関わる者の責務として、助け合おうとする思いと行動に間違いはないということと、ためらわずに一歩を踏み出して欲しいというメッセージ強く社会に発信するため、どの組織・団体にも帰属しないシンボルとして「信頼・調和・揺らぐことのない愛」を意味する青いハートを掲げ、日頃身につけるマスクにその想いを託す同プロジェクトを始動した。
8月9日より7日間、新宿駅メトロプロムナードにて、マスクに青いハートがプラスされたヘルプマスクを設置するピールオフ広告を掲出。この取り組みに賛同する人は自由に持ち帰ることができる。