2021年08月10日 10:34

コクヨは、未来を共に想像し創造する「コクヨデザインアワード2022」の開催を決定し、8月20日から作品の募集を開始する。
「コクヨデザインアワード」は、使う人の視点を盛り込んだ優れたデザインを広く集め、商品化を目指すコンペティションとして2002年にスタートし、これまでに「カドケシ」や「和ごむ」といったユニークな商品を世に送り出してきた。近年は、次世代を担うデザイナーの発掘と支援にも力を入れ、作者との共創から生まれた「本当の定規」「白と黒で書くノート」は、これまでにない機能とデザイン性で話題を集めた。
今回で第19回目となる「コクヨデザインアワード2022」では「UNLEARNING」をテーマに作品募集を行う。パンデミックを機に潜在していた社会課題が浮き彫りになるなか、これまで疑うことのなかった知識や感覚、積み上げた経験を一度リセットし、それぞれがありたい未来を描くことで生まれるデザインの可能性を探る。審査員には、川村真司さん(Whatever チーフクリエイティブオフィサ―)、田根剛さん(建築家)、柳原照弘さん(デザイナー)に加えて新たに吉泉聡さん(TAKT PROJECT代表)を迎えて開催する。募集対象は、働く、学ぶ、暮らすシーンで用いる文具・家具・道具全般。
賞および副賞は、グランプリ1点(副賞200万円)、優秀賞3点(副賞各50万円)。募集期間は8月20日~10月15日。