2021年08月04日 12:58

ミナカラは、処方箋により調剤された医療用医薬品(いわゆる処方薬)および第1類医薬品を含む一般用医薬品(いわゆる市販薬)のコンビニ受け取りサービス「ファミマシー」の実証実験を8月6日より開始する。
「ミナカラ」は、ユーザーが正しい知識とともに医薬品を購入できるオンライン薬局。同社では、オンラインも活用して薬局・薬剤師サービスを提供することで薬局店舗等に行くのが困難な人でも医療を受けられ、服薬中でも薬剤師による健康相談・サポートを受けられるようにしてきた。その中で、夜間の利用率が高いことから多忙等で医薬品を受け取れない人への提供ニーズがあることや、他人や家族にも相談しにくい、プライバシーへの配慮を必要とする利用者の要望など多く確認している。患者の多様なライフスタイルに対して、薬剤師サービスおよび医薬品の提供手段を適切に多様化させることで、いままでの薬局サービスや医薬品の受け取り等に課題があった患者に対しても医療が届くことを目指したいと考えている。
「ファミマシー」は、ファミリーマートと共同開発した実証実験となり、ファミリーマートの都内8店舗にて、2種類の医薬品、オンライン服薬指導後の処方箋医薬品と一般用医薬品を最短当日配送・当日受け取りできるようになる。ファミリーマート店舗には、利用者のプライバシーに配慮した受取BOXを設置することで、非対面・非接触で薬の受け取りが可能。仕事帰り等の遅い時間でも医薬品を手軽に入手できるようになり、この購入体験を通じて利用者の課題がどの程度解決できるようになるかを検証する。