2021年08月03日 17:22

各大学のミスキャンパスが集まり、社会課題に取り組むキャンパスラボが、女子大生100人を対象に「新型コロナワクチンに対する本音と不安」の調査を実施した。
まず、新型コロナワクチンを打つかどうか調査したところ、「既に打った」という回答は20.0%。「打つ」「多分打つ」という回答は合わせて54.3%で、打つことに対して積極的な人が半分以上いることが分かった。一方で、「周りの様子を見る」という回答は18.1%、「打たない」との回答も7.6%という結果に。打つことに対して消極的な姿勢の人が、4人に一人はいることがわかった。
新型コロナワクチンを「既に打った」「打つ」と回答した人に接種場所について尋ねたところ、「学校」42.1%、「自治体(市区町村他)」39.5%という回答が多かった。さらに、ワクチン接種について「周りの様子を見る」「打たない」と回答した人に、ワクチン接種をためらう最大の理由について尋ねたところ、「将来的な安全性が気になるから」という回答が最も多く36.7%。次いで「副反応が気になる」が33.3%だった。発熱などを伴う副反応、後遺症などが残らないかといった安全性が気になるという人が、あわせて7割弱いる結果に。
また、新型コロナウイルスの情報については、「専門家」を信用しているという声がトップで、意外にもSNSの信用度は低いことが分かった。なお、コロナ後も、およそ8割の人がマスク、アルコール除菌を続けると回答。予防策としてだけでなく、人と接する上でしなければならないものと認識しているようだ。