2021年07月15日 14:21

ヤマップは、7月14日より、同社が運営する登山アプリ・Webサービス「YAMAP」に循環型コミュニティポイント「DOMO(ドーモ)」を実装した。

「YAMAP」はこれまで、登山地図GPSへの信頼と、活動の記録を共有し合うSNSコミュニティの拡がりによって成長を続けてきた。しかし、他の登山者やコミュニティの役に立つ行為はすべて、ユーザー一人ひとりのモチベーションに委ねられてきた。新たに実装した「DOMO」は、これまで可視化されてこなかった「他者への貢献」を価値化し、他のユーザーやコミュニティに貢献した人に還元する、利他的な行為をした人に報いる独自のポイントシステムだ。また、気軽にコミュニケーションをとれる手段として多くの人に使われてきた「いいね」も「DOMO」に統合する。「DOMO」は「YAMAPの利用」と「山の環境整備」を恒常的に繋ぐ仕組みで、「YAMAP」史上最大のアップデートとなる。コミュニティとしてのビジョンをサービスを通じて示し、プラットフォームの健全性を高めていくことで「山の再生」を加速させるために「DOMO」は生まれた。

貯まった「DOMO」でできる、山の環境整備支援は「どんぐりの苗を植林し、山の再生に繋げるプロジェクト(熊野古道/和歌山県田辺市)」と「大雪山(北海道)の登山道整備プロジェクト」。植林活動の対象地域は今後、水俣、英彦山、栃木、群馬など順次拡大予定だ。また、「DOMO」で支援できるプロジェクトの種類も「登山道整備」「バイオトイレの設置」など順次増加していく。

YAMAP