2021年07月09日 14:29

大日本印刷(DNP)は、ボクシングとフェンシングのスマートeスポーツプログラムのサービス提供を開始する。
同社は、スポーツの選手や関係者の監修のもと、競技とゲームを融合させたスポーツ体験コンテンツ「スマートeスポーツ」の開発を進めている。「スマートeスポーツ」は、ゲーム機器と競技器具を連動させ、競技器具を持ったプレイヤーの動きをセンサーが認識してゲーム内のアクションにつなげる。今回提供するサービスは、ゲームの指示と音楽に合わせて競技の動きを行い、リズムにあった正しい動きをすると評価されるリズムゲームを使用。各スポーツの大学、選手、コーチ等がスポーツ力学に基づいて監修し、実際の競技トレーニングにも役立てることができる本格競技プログラムだ。実際のスポーツとしては初心者にとって難易度が高い競技でも、手軽に体験することができ、消費カロリーを算出する事で健康管理にも活用できる。
今回、元プロボクサーで第29代WBC世界バンタム級王者の山中慎介さんとロンドン五輪フェンシング男子フルーレ団体銀メダリストの三宅諒選手をスペシャルアンバサダーに迎えて、ボクシングとフェンシングのスマートeスポーツプログラムのサービス提供を開始する。
同社は同サービスを競技体験イベントはもちろん、競技のトレーニングや優秀な競技者の発掘、教育やエンターテイメント、フィットネスやヘルスケアのサービスとしても、企業や自治体等に提供していく。今後、より多様な競技やゲームに展開していくとともに、同社が推進するスポーツ関連の事業とも連動させていく。