2021年07月08日 16:00

カシカは、通販サイトなどの運営企業やデジタルプロモーションを扱う法人向けに、AR(拡張現実)化した商品を、目の前にあるような存在感で実寸や設置イメージを表示・共有できるサービス「カタチスペース」の定額制プランを提供開始した。

「カタチスペース」は、3Dスキャン撮影・AR化した実際の商品を、顧客は店舗に来店することなく、自宅などの遠隔地で、スマートフォンやタブレット上で商品をAR表示させて、実寸・質感・形状を確認することができる。今回、月額定額制プランとしてサービス化した。

顧客は、実物と変わらない寸法・質感・形状で作成されたAR化した商品を利用することで、配置確認や自身のアイテムと組み合わせるなど、利用シーンを明確にすることができる。カタチスペースを使って実物と、サイト上に載せた商品写真とのイメージギャップを減らすことにより、購買までの不安の払拭や購入意思決定までの時間を短縮し、直感的な購買体験を提供、また、商品の返品率の低下につなげることも可能となる。既存サイトや自社アプリへのARの導入は、カシカより発行されるiframeを組み込むだけなので、導入企業に開発負荷はかからない。

プランは、「フリー」お試しプランで無料(広告表示あり)、「エントリー」(広告非表示、サーバー利用料のみ)月額5478円、「ベーシック」(年間売り上げ1000万円以上の法人向け)月額2万1780円、「プロ」(月1回のカタチスキャン撮影込み、自社サイトへのAR埋め込み)月額5万4780円(すべて税込)。

カタチスペース