2021年07月05日 10:24

産業経済新聞社とアンカーズは、コロナ禍で増加するオンラインによる各種受験(受講等を含む)や免許取得の際の大きな問題の一つである本人を装う「なりすまし(替え玉)」を防止するシステムを開発した。

同サービスは、アンカーズが研究・開発した国際特許取得技術(スマホ内部で本人認証の全てを完結させる「バックグラウンド認証」)と、産経新聞社がある政令指定都市の介護職入門的研修動画を制作・開発する中、そのオンライン受験(受講)用のサービスを組み合わせたもの。受講者は、前述した世界初の認証技術「バックグラウンド認証」により、正規受講者のみオンラインで参加可能。利用開始から終了までの間に随時・適宜に本人認証が行われため、第三者による「なりすまし(替え玉)」受講が不可能となる。

受講者は、自身所有のスマホに同サービスアプリをインストールして申し込み申請を行うだけで、その後は所有スマホ内部に個人情報を保存し、認証も内部で行う。このためインターネット経由でサーバー等に個人情報を預ける必要がなく、個人情報保護の心配もない。また、高額なシステムの開発や構築、その運用、管理の手間もなくなる。それらコスト増の懸念も軽減でき、結果として受講者もそのメリットが還元される。

両社は同サービスの提供を通じ、国内から海外へも本システムを提供し、1人でも多くの人が安心して受験(受講)できる機会と積極的な資格取得につながるよう、引き続き開発を続けていく。

産経新聞社 / アンカーズ