
LVCは、LINEのデジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」において、NFTアイテムの取引ができる「NFTマーケットβ」を提供開始する。
LINEは、2018年4月のLINE Blockchain Lab設立以降、様々なブロックチェーン事業に取り組み、2020年8月からはNFT事業にも注力してきた。ブロックチェーンサービス開発プラットフォーム「LINE Blockchain Developers」では、開発者が簡単に「LINE Blockchain」上でNFTアイテム等のトークンを発行し、サービス構築できる環境の提供を開始。「LINE Blockchain」基盤のdAppsサービスも複数ローンチされている。また、「LINE BITMAX Wallet」では、LINEアカウント一つで「LINE Blockchain」上で発行されたNFTアイテムを含むデジタルアセットの管理が可能となり、ユーザーは煩雑な秘密鍵の管理なしにブロックチェーンサービスを利用することができる。
今回、「LINE BITMAX Wallet」において「LINE Blockchain」基盤のNFTアイテムが取引できる「NFTマーケットβ」の提供を開始。ベータ版では、LVCが同サービス用に提供するNFTアイテムのみ出品・購入が可能で、利用時の手数料であるコンテンツ料は無料となる。また、イーサリアムチェーンなどでは、NFTアイテムの取引時にネットワーク利用料としてガス代が発生するが、「LINE Blockchain」ではネットワーク利用料はかからない。