2021年06月23日 18:42

ソラコムは、 AIカメラ「S+ Camera Basic (サープラスカメラベーシック)」に、AI処理機能搭載のイメージセンサーを組み込んだ高性能モデル「S+ Camera Basic Smart Edition」を発表する。

「S+ Camera」は、IoTプラットフォームSORACOMのノウハウを活かしたAIカメラ。Linuxベースの小型コンピューターを内蔵しており、カメラ側でAIモデルを実行できる。ユーザーはウェブコンソールから、撮影した画像やカメラの状態の確認、さらには遠隔にあるカメラに対してセルラー回線経由でセキュアにアクセスし、 オンデマンドでAIアルゴリズムの更新を行うことができる。

新モデルでは、ソニーセミコンダクタソリューションズのインテリジェントビジョンセンサー「IMX500」を搭載。「IMX500」には、イメージセンサーにAIモデルを実行するDSP(Digital Signal Processor)が組み込まれているため、撮影したカメラ画像を高速に処理することが可能だ。

「S+ Camera Basic Smart Edition」は7万1280円(税込、送料別)。6月22日より予約開始。9月初旬より提供開始。※別途、「SORACOM Mosaic」「SORACOM Inventory」「SORACOM Harvest Files」「特定地域向け IoT SIM plan-D」の月額料金がかかる。