2021年06月23日 12:47

ヴィクセスは、顧客のウェブサイトをAIが定期的に監視し、個人情報や名簿が誤って公開された際に緊急連絡するサービス、「個人情報漏洩監視くん」の提供を6月22日より開始した。

昨今、企業・自治体・教育機関などで情報漏洩が頻発し、深刻化している。特にウェブサイト上に誤って個人情報を掲載してしまう事例が多く発生している。ひとたび情報漏洩が発生すると、損害賠償、費用損害、逸失利益、風評被害など、大きな損害を負う危険性があった。また何より漏洩被害にあった人々の心理的損害は計り知れぬものがあり、情報漏洩の防止は組織にとって堅守すべきものとして、ますます重要性が高まってきている。しかし漏洩発生時の影響は極めて大きい一方で、人為的ミスである「ウェブサイト上に誤って個人情報を掲載してしまう」問題は、完全に回避できなかった。具体例としては、「高校を卒業した生徒全員の氏名、受験先、就職試験を受けた企業名、進路先がエクセルファイルで高校の運営ウェブサイトに誤って公開されてしまった」、「大学の教員公募で公開した応募書類の中に、過去に応募した人の個人情報が含まれていた」など。

「個人情報漏洩監視くん」は、この課題を解決するため、同サービスの利用者のウェブサイトを定期的にAIが監視し、個人情報や名簿の検知を行う。検知の際は、担当者より速やかに利用者に電話にて緊急連絡を行う。これにより、被害を最小限に抑えることが可能になる。監視にあたり、利用企業の社内情報は一切不要。新たなシステムの開発も、サーバーへのインストールも必要ない。

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